せっかくなので新機能を使ってみたかったので。
最初、普通にマニュアル通りにアップデートをしてみると、DBの更新がいつまで経っても終わりません。
中断して記事を書くこともできたのでしばらくアップデートしていませんでしたが、使っているMySQLのバージョンに問題があったようです。
さくらインターネットを契約した時には4.0しか使用できなかったので、ずっとそれで来ましたが、MT5ではMySQL4.0はサポートされていないのでした。
そこで、まずMySQLのアップデートからです。
手順は
- データのエクスポート
- DBの削除
- DBの作成
- 文字コードの設定
- データのインポート
となります。
データのエクスポートはこんな感じ。
$ mysqldump-4.0 -h [dbhost] -u [dbuser] -p [dbname] > mysqldump.sqlテキストファイルで吐き出されるで、文字が化けていないか確認しましょう。
エスケープされているので、ある程度読めれば大丈夫。まったく読めない場合はどこか間違っています。
そして緊張のDBの削除。
さくらインターネットのコントロールパネルから実行します。
一応コントロールパネルからバックアップを取っておいてもいいかもしれません。
失敗したら後戻りできないんで。
次にDBの作成。5.1で作成してください。
DBの状況はこんな感じになってるでしょう。
$ mysql -v -h [dbhost] -u [dbuser] -p [dbname]
mysql> status;
---------
mysql Ver 14.14 Distrib 5.1.30, for portbld-freebsd7.1 (i386) using 5.2
Connection id: 5105438
Current database: xxxxx
Current user: xxx@xxx.xxx.xxx.xxx
SSL: Not in use
Current pager: stdout
Using outfile: "
Using delimiter: ;
Server version: 5.1.38 FreeBSD port: mysql-server-5.1.38
Protocol version: 10
Connection: mysqlxxx.db.sakura.ne.jp via TCP/IP
Server characterset: ujis
Db characterset: ujis
Client characterset: ujis
Conn. characterset: ujis
TCP port: 3306
Uptime: 68 days 21 hours 53 min 50 sec
mysql> alter database [dbname] character set utf8;
mysql> \C utf8
mysql> \. mysqldump.sql
MySQLの4.1と5ではホスト名が違うので、mt-config.cgiのDBHostを書き換えてください。
DBHost mysql215.db.sakura.ne.jp
準備完了です。
MT5をダウンロードして、既存のディレクトリに上書きコピー、ログイン画面にアクセスするとアップデートが始まります。
こちらの記事を参考・引用しました。